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ロジカルストラクチャー 物事の因果関係

突然ですが「要因」と「原因」の違いは分かりますか?
この違いがわからないとビジネスでは成功できません。

ということで「要因」と「原因」について理解を深めて、物事の解決方法をお伝えします。

この記事でわかること
・「要因」「原因」の違いについて
・物事の解決方法
完璧に理解できます。

「要因」「原因」の違いについて

「要因」と「原因」の違いを簡単にいうと
「要因」・・・「原因」が集まったもの
「原因」・・・物事の構成要素。物事を引き起こすもの

これでも少し分かりにくいですよね。
なので例を出して解説します。

仮に雨の日の交通事故件数が100件、晴れの日の交通事故件数が50件だとします。
両方、追突事故やスリップ事故によって発生しています。

雨の日 晴れの日
交通事故件数 100件 50件
要因 スリップ事故・追突事故

これらはなぜ起こったのでしょうか?
雨のせいでしょうか?

仮に雨のせいだとすれば晴れの日の事故件数は0件ですよね。
つまり雨のせいで事故が起こったわけではないです。
これは因果関係が成り立っていません。

これらの物事を正しく分かりやすく整理することが大切です。

ロジックツリーを用いて順番に一つ一つ考えていきましょう。
そうすれば自ずと具体的な施策やゴールに移すことができます。

まず「結果」として起こった出来事は交通事故です。
それらの「要因」は追突・スリップです。
それらの原因は視野、前方不注意、道が凍結していたり、タイヤのメンテナンスができていなかったりです。

つまりこの場合においては
「結果」・・・交通事故
「要因」・・・追突・スリップ
「原因」・・・視野、前方不注意、道路凍結、タイヤメンテナンス

ということになります。

物事の解決方法

先程の例を踏まえて解決策を考えていきましょう。

原因に対して施策をうっていけばいいですね。

視野に対しては視力検査の徹底やワイパーの見直し
前方不注意に対しては速度制限を設けたり看板の設置
道路に対しては道路に粉を撒いたり、高速道路の封鎖
タイヤに対しては溝の確認、タイヤ法規制

など原因に対して解決策を考えることでより具体的に案を出すことが可能となります。

ビジネスは世の中の「不」を解消するためにあります。
その「不」が作られている原因を正しく理解しないとビジネスがうまくいくはずないです。

「要因」に対して施策を打つとずれてしまうことがあるので気を付けてください。

まとめ

「要因」と「原因」について理解を深めることは出来ましたか?
正しく理解することでビジネスを成功させることができます。

ロジックツリーを用いて要素分解をすることで正しい施策を練っていきましょう!